東北ドライブ1日目

25日から遅い夏休みを取り、26日からドライブに出ていた。何故そんな中途半端な出発なのかと言えば、25日はどこに行っても天気が悪そうだからおとなしく引き篭っていたのだが、「どうも明日は晴れるらしい」ということで、急遽東北方面へ出撃することを決定。宿を適当に取り、準備をした。
そしてとりあえず朝八時頃に家を出て、割引の利かない高速に乗って白河ICまで到達。皆が被災地無料を利用しているようだったが、僕だけは普通にETC出口を通過して正規料金を払う。白河からはR289の出番。曇り空だけど走っていて楽しい。心を開放的にさせるのどかさがある道だ。晴れてりゃなおいいのは言うまでもないのだが。


キョロロン村を通過し、大黒屋のあたりで今はなき登山酷道に思いを馳せ、そのまままっすぐ。大内宿を通過して会津若松、喜多方と走行。大内宿は通り過ぎただけなので良さはいまいちわからないが、大内宿から会津若松へ抜ける道は割と楽しかった。適度にワインディングしていて、余裕のトルクで走り抜ける感覚は悪くない。喜多方ではまこと食堂でチャーシュー麺大盛りを食す。まあ嫌いではない味だけど、個人的には坂内食堂かな……。
そのご、R121で米沢へ抜ける途中から天気が怪しくなってきて、大峠トンネルのあたりでは大雨に。

少し不安にはなったが、トンネルを抜けて山を超えると雨は止んでいた。米沢〜山形と北上し、酒田へと抜ける最中にはいい塩梅の夕暮れが。こりゃ明日は期待できそうだ、ということで鳥海温泉にて一泊。笹川流れを走ったら感動ものだったんだろうなあ、という心残りが今ものすごい。まあ今度はいくさ。

宿でエヴァ破を見ながら一人で騒いでました。
運転時間10:14h、走行546.7km、燃費15.3km/l

妄想ノート

結構乗って、ここを変えたいなというところも見えてきた。

  • アルミフットレスト
  • TTRSグリルへ換装
  • レザーインテリアへ換装
  • リアガラスに遮光フィルム
  • TTSバンパーへの換装
  • TTSドアミラーカバーへの換装
  • レカロへ換装

以上、やりたい順番に。リアガラスの日差しは夏場はキツイのでフィルム貼りたいなと今は思ってるのだが、多分今だけの需要だから微妙。
足は固めだけど、粘るからまあいいか。タイヤもまだ残ってるので、ホイールも変えたいとは思わない(というか、ホイールには興味ない)。今のポテンザがなくなったら、PS3にすればいいや。17インチだから財布にはまだ優しい。パワーに不満はないのだが、低中速域から踏み込んだ時の音はもっとうるさくていいと思うので、そのへんは弄りたいけど、どうすればうるさくなるのやら。まあ爆音じゃなくてレーシーな感じになればいいのだが、バカと紙一重だから多分やらないだろう……。

アウディTT、1万km乗ってみて

というわけで、今年の2月12日に納車されてから早1万2千kmほど乗ったので、この車の良し悪しも大分見えてきたかなというわけで、まとめてみた。比較の基準としてはCL7アコードユーロRがメインになってます。車歴が浅いので御免なさい。グレードはMY11の2.0TFSI、S-lineじゃない一番安いやつ。

  • 良いところ
    • フラットトルクなエンジン。

最高出力155kw(211PS)/4300-6000rpm、最大トルク350Nm/1600-4200rpmは必要にして十分。2速から思い切り踏み込むと、ホイルスピンしながら猛烈な加速を見せる。スタビリティコントロールのランプが明滅しながら背中を押し付けられるようなGを感じるのは面白い。どこで踏んでもパワーもといトルクがなくて困る、ということがないのは美点かと。前のi-VTECでもパワーには困らなかったが、トルクが足りないと感じる場面はわりとあったので、より一層この点が引き立つ。CL7のK20A(R)エンジンから比べると、最高出力は220psからの9psダウンだが、8000rpmという高回転域でしか発揮できないパワーなので、それを感じる瞬間はない。むしろ、最大トルクが206Nm/6000rpmから大きく上昇しているという点のほうが大きい(もっとも、K20Aも2000rpm近くで大体8割のトルクは出ている、ハズ)。

TTのトランスミッションはツインクラッチセミオートマ、DSG。前項の直噴ターボエンジンであるTSI(アウディだとTFSI)と組み合わされて、VWグループでのウリになっているポイント。TTに搭載されているのはわりと大容量のトルクにも耐える湿式6速。DSGは二つのクラッチのうち、常に片方は次の段速にてスタンバイされており、変速の際のラグがほとんどない。また、MTベースであるため、トルコンATやCVTのようなパワー損失はほとんどなく(MTのちょいオチくらい)、アクセルに対するダイレクト感も割と高い、というのが教科書的な説明。はっきり言って、TSI+DSGを味わうためにこの車を買ったと言っても過言ではない。やっぱり一応はトレンドだし。
DSGの良いところ、というのは要するにMTフィールなのにクラッチレス(=AT)というところにあるのだけど(メカ的には多分ロスの少なさだろうが)、確かにアクセル開度に応じた速度の反映というのは即座にわかるところであって、ドンッと踏めば、ドンッと車は前に出るあの感覚は確かにある。また、変則の速さも確かに逸品。奥歯にものが挟まった感じなのは、悪いところでもDSGを書かざるをえないから。ただ、家庭の事情やらなんやらでMTをおりないといけない人にとっては、DSGというのは一つの最適解ということは出来ると思う。

    • 高剛性ボディ

アウディTTはASF(アウディスペースフレーム)という、車体のうち約7割がアルミでできたボデイを持っている。このどっしりとした感覚は、走りだしてみれば明瞭であり、前車CL7も結構な剛性を誇ったと認識していたが、それすらもはるかに凌ぐレベルだ。また、CL7比で二倍はあるのではないかと思われる分厚いドアもあり、視覚的にも高剛性を実感できる。

    • 軽快なハンドリングと直進性の高さ

前述のASFによって、前後バランスもFFにしては良い方であり、総重量1340kgのうち、前軸820kg、後軸520kgであるから、重量配分は61:39である。これはハンドリングにも大きく影響していて、コーナーでの鼻先の軽さを実感することが非常に多い。また、ショートホイールベースと、全福1840mmのワイドトレッドも手伝って、コーナーでの安心感は非常に高い。にもかかわらず、非常に高い直進性には脱帽。CL7を超える安定感。

    • 燃費がいい

今のところ、生涯燃費は12.79km/l。カタログ燃費が13.2km/lであることを考えれば、上等な方。踏むと即悪化するけど、まあそれも愛嬌。

    • カッコいい

異論はあると思うがカッコいい。特にヘッドライト回り。テールランプのデザインはもうちょっとがんばろう、とは思いますが、全体的なフォルムは結構好き。前車のCL7はダサカッコいいだったので、キリッとした居住まいには所有の満足感があるので良い。帰宅して駐車スペースに止まっているTTを見るとニヤニヤしてしまうし(キモイ!)。

  • 悪いところ
    • 横に大きすぎるところ

流石に全幅1840mmはでかすぎる。クーペなので2ドアだが、またそのドアが異常に長く分厚い。乗り降りには気を使う。

    • 所詮は2ペダル

MT同等、いやむしろそれを凌ぐ効率を謳うDSGだが、結局のところMTのフィーリングには敵わない。MTは確かにクラッチを切ってつないで、シフトレバーをゲートの中でスコスコ動かして、という「無駄」があり、そのへんの動作を機械に任せているDSGには速度や効率の面で及ばない。しかしながら、その無駄の中にこそ一番大切なものが含まれているのだと僕は思っているし、今となっては痛切に感じている。

    • スピードに物語性がない

確かにTTは速い。この車はスピードが出る。ただ、その速度には物語がない。つまり、自分でクラッチを切ってつないで、エンジンを回して創りだすスピード、という体感に欠けている。AT率が異常に高い日本人にとってはそれでもいいのかもしれないが、僕はその点についてちょっと物足りなく感じている。少なくとも、僕は生活のために車に乗っているわけではなくて、意義のある時間を生み出すために車に乗っているのだから。ただ踏んだらインジケーターの段が3→4→5→6とポンポンと上がっていくだけではなく、自分の意志を介在させ具現化させた結果としての速度が欲しい。まあ、それは単に僕がDSGにいちゃもんをつけているだけなのだろう。

    • 音に刺激が足りない

ゴルフGTIは、DSGでシフトアップするたびに「ボッ」というオナラみたいな音をたてるのだが、TTはそれもない。日といって、エンジン音を車内へ積極的に入れるセッティングになっているわけでもなく。踏み込むとターボの野太い音が少しだけ響く。でももうちょっと何かあってもいいと思うんだけど。そのへんも、物語がないと思ってしまう所以か。

そんなこと言ったら、メーターフードだってプラスチックだろ!ということになるのだけれど、素グレードのハンドブレーキのプラスチックっぷりはちょっといただけないレベル。が、それでもCL7のプラスチックよりはよほど上等だけど。

とまぁ、色々書いてみたものの、気に入ってたり。こういうのもアリかなという感じで楽しんで乗れているので、今のところは最初の車検くらいまでは乗れそうだなと思っている。買おうかなと思っている人の参考になれば幸い。

志賀草津道路〜嬬恋

先週の話だけどもてきとーにぐるっと回ってきた。






はじめて渋峠の国道最高地点の碑をちゃんと見ましたw
あとは白根山の湯釜駐車場でものすごい渋滞になっていたので、帰りは上信スカイラインか、万座ハイウェー経由のほうが良かったかなあという感じ。まあコロプラのために無理した移動をかましてたので、それも無理だったんですが。
しかし、高速1000円が終わったので、少し遅目に出ても余裕があるというのはいいこと。関越練馬はだいたい六時すぎに通過できれば、渋滞的には問題ない感じでした。
走行距離593km、燃費は13.8km/l。

銚子・波崎ドライブ



日曜はあまりにもいい天気だったので、午後からすごく適当にぐるっと。飯岡灯台から犬吠埼にかけては海霧が出ていて、ひんやりとしていた。そのかわり、空は曇天だったけど。まあ気楽に行けるという点では銚子も悪くはないんだけど、見どころが少ないのが難点。そのくせ、家からは全て下道で100kmほどの距離なんで面倒。まあたまーにいくくらいでちょうどいいかなという感じ。東総広域農道からドーバーラインで犬吠埼へ。そこから銚子大橋をわたって波崎に回り、あとは道なりに鹿島→潮来と。潮来からは東関道で成田まで逝き、そっからは普通に下道。千葉北まで行っても良かったんだけど、そういう気分でもなかった。けど結局ハそっちのほうが早かったなたぶん。
というか気づいたんだが、リアハッチのガラスからの太陽光がものすごくアトゥイ!ので、クーラーの効きが殺されてる。リアと側面小窓には断熱フィルム貼ろうかなぁ。別にスモークにならなくてもいいんだけど。検討事項だなぁ(´・ω・`)

九州ツーリングまとめ

当たり前だが九州は遠い。関東から行くには結構キツイ。よって、きっちり休める体制を整えておかないと旅なれない自分にはかなり辛いことになるのはわかっていたのだが、でもやっぱりそうなった。後半がかなりきついというキオクしかなかったのは、ベッドで眠れなかったからというのは自明なのだが、車中泊は安く上がるんだよなぁ。
今回はTTの慣らしの意も含んでいたので、天気には恵まれなかったが、距離はこなせたので良かったと思う。でも、やっぱり走りすぎかな。依存症の人から見ると普通なんだろうけど。今では1万キロもとっくに突破してるので、アコードとの比較はのちほどやりたいところ。
阿蘇、高千穂、島原あたりはもう一度行きたい。一回ぐるっと回ったから、次からはピンポイントで。北海道も同様なんだけど、結局行ってないから、次行ったらもう一度ぐるっと回りそうで怖い。来年くらいに行けるといいけど。
以下は走行データ再掲。走り過ぎだと思う。

  • 1日目 672.1km 14.5km/l
  • 2日目 1037.4km 14.1km/l
  • 3日目 578.9km 15.9km/l
  • 4日目 726.2km 15.7km/l
  • 5日目 690.6km 15.9km/l
  • 6日目 993.9km 16.0km/l
  • 7日目 294.2km 16.1km/l
  • 合 計 4993.3km 15.46km/l
  • 総給油量310.18l、53320円、161.48円/l

九州ドライブ7日目

この日は帰るだけ。朝の5時頃に起床して、即動き出す。はっきり言って、二時間ちょっとしか眠れなかったのでもう辛くて辛くて仕方がなかった。頭はしゃきっとしなかったが、これ以上は眠れなかった。体が車中泊を拒否していたのだ。
リポDをぶち込んで(眠眠打破でも飲めばよかったんだろうか)、三方原PAを出発。朝だというのに車が多い。焼津のあたりでは牛歩状態になっていて、早朝にこれなら昼間はどんな地獄になるのだろうかと思ったが、それよりも体の不調の方が大きく、精神的に落ち着かなかった。それでもなんとか足柄SA、海老名SAと順調に進み、港北PAで最後の休憩。あとは首都高に乗って花輪ICまで進み、そこから下道で九時過ぎには何とか帰宅。帰ったらすぐにシャワーを浴びて眠りに落ちた。起きたら17時で、翌日仕事という事実に絶望した。
走行距離 294.2km 16.1km/l