東北ドライブ2日目

下手くそな写真が連続するがご容赦ください。
エヴァの興奮覚めやらぬまま、朝起きて空を見てみると、すっきりとした青空とは言いがたい感じ。宿の裏にある砂浜に出てみても、それは変わらない。少し気落ちするが、天気予報は「晴れ」だったので、ゆっくりと準備をして待ってみる。

それでも8時過ぎには出ないとマズイので、出発。R345の分岐にある鳥海ブルーラインの入り口にやってくると、青い海と青い空がお出迎え。ただし鳥海山の方は逆光になっていてイマイチよくわからない。でも、コレなら大丈夫そう。

リアウイングを上げて気分を盛り上げ(?)、シフトノブを倒してMモードに切り替える。低めにギアを保ったまま、そこそこに野太い音を響かせてTTは鳥海山を駆け上がっていく。


実は去年も来ているのだが、その時は全くの曇り空で眺望的には面白くも何もなかったので、今回の青空には否が応にも期待が高まるのだった。

頂上展望台には登山客がたくさんいて、一番高い駐車場は埋まっていた。適当に車をおいて写真をとってみるが、どうも平野部の写真はぼやけてしまうなあ。まあ下手くそなだけなんだが。他にも露出補正ミスって暗い感じになってるのが多い(´・ω・`)

展望台からちょっと降りたところの眺めが最高だった。




更に下ったところだともっとよかった。ワインディングとしても楽しめるし、眺望も良い。鳥海山、素晴らしいところだた。このあたりに来たのなら、ぜひ寄らなければならないところだし、皆そうしている理由もよくわかった。
その後、去年の心残りの一つであった仁賀保高原へ。ここはR7を北に流してたとき、風力発電の風車がたくさん見えたのでぜひ行ってみたいと思っていたのだが、急いでいたのと天気も良くなかったのでパスしたのだった。今回はスルーする理由なんてないので、行かなければ。



ちょっと端っこに変なのが入っているけど、鳥海山と風車。本音を言えば、布引山高原みたいにもっと近づければいいのだけど、贅沢は言えないか。あと、電線電線が張り巡らされているので、どうにも興ざめてしまう。いいところなんだけど素晴らしいとは言い切れない微妙な感じが。でも人は全く来ないので、楽しくドライブすることができた。
その後、日本海東北自動車道の無料区間を経由して秋田市に入る。思うんだけど、秋田市街は道が広い。都市計画が新しいのかな。中央の目抜き通りは片側三車線くらいあって、常に流れている。まあ人が少ないだけなのかもしれないが。
秋田を過ぎると分岐がある。能代にそのまま抜けるか、それとも男鹿半島に行くか。僕はものすごく悩んだ(1分くらい)。男鹿半島に行くと確実に一時間以上はロスするからだ。それは去年夜にわざわざ行ってものすごく疲れたことをまだ覚えているから、そう思うのだが、今日の旅程がそれ以上に厳しいことにもよる。ただ、天気があまりにも良くて、きっと海は綺麗なんだろうなと思うと、掻き立てられるものがあるのだった。僕は自然とハンドルを左に切っていた。
R101からなまはげロードを経由して八望台へ到着。おお、こりゃすごい。


そのあと入道埼灯台へ


前回は真っ暗だったので灯台が見えるも何もなかったので、今回の青空には胸を打たれるものが。いや、やっぱりドライブは天気がいい時にするものだ。
そしてここからは能代を目指す。途中寒風山によってみる。ただ、上までは上がらなかった。でもここはすごい。写真ないんだけど、山を上っていく途中はものすごく眺めが良い。男鹿半島に来たら寒風山道路を走るべきだというのは全くの嘘偽りない事実だ。



男鹿半島ドライブを満喫したら、その後は八郎潟を突っ切ってR7へ合流。能代の手前で曲って大館方面へ。琴丘能代道路に乗って少しワープ。あとはR7で。大館までの道は割と混んでいて少しかったるいなあと思ったりしたが、白神山地を横目に走るのもまた爽快爽快。
大館駅で鶏飯を購入して晩飯を準備。昼飯は道の駅「ひない」で親子丼。その後は、R285〜R105〜R13と走る。快調に飛ばせるシーンもあれば、そうでないシーンもあり、まあ普通の道。走っていてつまらなくもないが、すごく面白いわけでもない。うーん。故意にダラダラ走る車がいなきゃもっと印象が違うんだが。大館〜角館〜大曲〜横手〜湯沢と下る。湯沢までたどり着くともう陽は落ちていたが、まだ走らなければならないのが辛いところ。
雄勝からR108に乗り、飛ばす飛ばす飛ばす。真っ暗な道を、車のフロントに虫を叩きつけることも厭わず(ほんとはいやだけど)、ひたすら走る。暗い道を独りきりで走っていると、憂鬱になってくる。深夜ドライブとは違う感覚だ。一日の終りに皆がゆっくりとしている中、僕だけはまだ走っている。今日はこんなに走ったのにまだ走っている。疲れた。あー。という感情が湧いてくるが、自業自得である。もっとも、いつもの車中泊であれば「もっと」走っているのだから、今回はそんなことを思ういわれもないのだ、本当は。途中、トラックに追いつくと、あとは適当に距離をとってペースメーカーがわりになってもらう。ハイビームを上げたり下げたりしながらかっ飛ばすのも疲れるので、トラックに露払いしてもらうというのはかなり助かる。
そんなこんなで八時過ぎには鳴子温泉に到着。宿に落ち着くと、鶏飯食って、温泉に入って(源泉かけ流しでかなりいいお湯だった)、本を少し読んで寝た。部屋には虫がいっぱいいた。