四国ドライブ日記(1〜2日目)

  • 1日目(5/1)

朝六時くらいにゆるゆると出発。東名経由で三ヶ日ICまで。5/1は祝・休日ではないため、高速道路は平常の値段ということもあり、そんなに混んではいなかった。ちょっと時間が余ったように感じたので、伊良湖岬を見物。天気は晴れだったものの、雲がうっすらと青空に覆いかぶさるような、すっきりしない晴れ方。カップルやら家族やらがぽつぽつといて、一人モンの僕は相変わらず居場所がなかった。いつものことだけれども。ちなみに、R23から伊良湖岬までは結構距離がある上に、快走路とは言えないので、時間がかかる。往きは良かったが、帰りは面倒くさいし、午後という時間帯も手伝って名古屋近辺で混みそう。伊良湖からは、伊勢湾フェリーで鳥羽へ移動できるのだが、やはり料金が高いのが問題。時間は金で買えるのだが、今回は金銭上のメリットを選択。豊川ICまで戻って高速に乗り、伊勢湾岸道経由で名阪国道へ。名阪国道は自動車専用道で、ほぼ高速と同じ条件なのに走っていて面白い。馬鹿みたいに殺伐としているからなのか、他の一般道と同様に閉塞感が感じられる道のりだからなのか。それはともかく、この道を楽しみつつ奈良へ。大学時代の友人と落ち合い、もてなしていただく。芦屋まで移動し、お勧めのラーメンを食す。大学の校舎の隣にあった神戸ラーメンと似たような時だった。まあ神戸なんだけれど。その後、お目当ての神戸淡路鳴門自動車道へ突入して、淡路SAで就寝。ちなみに5/2未明の段階で車が無茶苦茶多かったです。駐車場は勝手に見積もっても駐車率9割は超えてたんじゃないかと。走行距離は770km。

  • 2日目(5/2)

6時くらいに起床。SAは色々と出入りが激しく、他県ナンバーのオンパレード。こりゃあ混むわ、と暗澹たる気持ちで四国入り。海沿いに一路室戸岬を目指す。途中、蒲生田岬へ立ち寄るべく車を走らすも、あまりにも道が狭く、藪やガレがひどいので撤退。多分あと1km走れば着いたと思うんだけれど、最後の1車線藪ぼうぼう道を愛車に走らせる勇気が湧かず。バイクで来たほうがいいかも。将来の宿題にしよう。
その後室戸岬へ。何もないね……。とりあえず室戸岬の周辺をぐるっと回った後、室戸スカイラインを走って灯台を見物。その後、海沿いに高知方面へ流れる。ただ、その間の道の駅はあまりにも混んでいてどうしようもなかった。もうなんというか、僕やGW限定ドライバーの家族連れなんてのは、情報がないのでとりあえず道の駅に寄ろうとする癖があって、みんなみんなで同じ思考をするものだからもうキャパを超えて溢れてしまっているような状態。大型連休中の著名観光地にある道の駅(軽井沢近辺とか)は概してそんな感じではあるのだけれども、まさか高知でこんな目にあうとは……。高知市街は何があるかわからないしあんまり興味もないので、そのまま海沿いを走って国民宿舎・土佐まで移動してそこで入浴。ここは小高い丘にあり、露天風呂の眺望は素晴らしいの一言。ただし温泉じゃないようで、その点は大いに不満ですが。近くに明徳義塾の分校とかあって面白かった。すげえ辺鄙なところにあるんだなと。
それから四万十方面へ流れようとするも、よくはわからないが土佐新荘付近で大渋滞。海沿いへ四万十へ抜けるのは難しいと言うか、精神衛生上よくないと判断して、R197で四国カルスト方面を経由してR320で宇和島へ抜ける。が、僕はどうしても足摺岬に行きたかったので、5/2の間に土佐清水へ行くため、そこからさらに南下。ちなみにR197とR320は快走路。GWの喧騒と、うざったいほどの家族連れも少なく、気持ちの良い走りを楽しめた。
宇和島に到着した時点で大体PM18:00前後。本当はR439とかR441を使えばよかったんだろうけれど、初見の狭隘路(と思われる道)を使うのは気が引けたので、こんなに大回り。宇和島からR56を使って土佐清水まで移動。途中飯を食ったりしつつ、日付が変わる前に何とかたどり着いて、道の駅めじかの里で就寝。走行距離は598kmほど。思ったより四国は小さい。