「ACONY」(2) 冬目景/講談社

ACONY(2) (アフタヌーンKC)

ACONY(2) (アフタヌーンKC)

1巻が3月下旬発売だったので、わずか5ヶ月のインターバルということになるが、これって冬目景作品では最短ではないだろうか。黒鉄がどれくらいの速度で刊行されていたかにもよるとは思うが。しかしこれで、蓄えを全部吐き出しているようなので、多分、次は1年半くらい後だとは思うけれど。
もはやどういう系統の漫画なのかさっぱりわからないが、後書きでも書かれているとおり強いて言うならコメディだろうか。アコニーは可愛いし、巳園さんも好きなんだけれども、話がイマサンくらいなので、これは「文車館来訪記」のようにはならないだろうなあ、という予感がなんだかする。最近はどの作品にもB級ホラー、SF映画のテイストが多分に出ているような、そんな感じが。イエスタみたいな現代劇をやったほうがいいような。あー。