「敷居の住人」新装版(1)(2) 志村貴子/エンターブレイン

敷居の住人 新装版 1 (BEAM COMIX)

敷居の住人 新装版 1 (BEAM COMIX)

敷居の住人 新装版 2 (BEAM COMIX)

敷居の住人 新装版 2 (BEAM COMIX)

僕の一番大好きな漫画。
もうすぐ新装版3、4巻が出るというのに、今更書きます。と言っても、感想ではなくて詳細。
新装版は1冊につき10話収録。旧版は1巻につき8話だったので、新装版1〜2巻で旧版3巻の半ばまで収録されている。ということを考えると、全56話なので6話余りがでるのだが、どうなるのだろうか。6巻でお祭りになるのだろうか。
また、版形も変わり、新装版はA5版で旧版はB6版。書き下ろしは表紙カバーイラストと「新装版後書き」と銘打って1ページ。加えて、ゲスト作家の寄稿で1ページ(1巻は竹本泉、2巻は唐沢なをき、なので今後もビーム系作家だろう)。
変なヒョーロンカの感想文みたいなのが載っかってなくてよかった、と一安心。個人的にはゲスト作家要らんから、もっと色々イラストほしいなあ、という感じではあるが。
新装版2巻半ばから「どうにかなる日々」の2巻までの絵柄が一番大好きだったりする。線の省略の仕方とか。「放浪息子」も「青い花」も意図的に書き込みを増やしてるので(見比べてないけれど)、「敷居の住人」とはずいぶん違った印象なはず、多分……。