「ももんち」終わった

4/30に単行本発売、だったかな。無難に〆た雰囲気漫画だったな。最近の姐さんはヒネクレ根性がなくなってしまったのか、ぞくぞくするような尖った雰囲気がなくなってる。代わりに"オチのついている"ちゃんとした雰囲気漫画を描くようになったのは良かったのか悪かったのか。イエスタ読んでるとそれが顕著に出てるんだよな。ハルちゃんがいつの間にか元気印100%スーパー美少女になってしまったのが一番よくないんだと思うが。憂いを含んだミステリアススーパー美少女だった1〜3巻あたりの勢いはもう戻ってこない。
「セルフ」の「精子が出るぞー」は腹抱えて笑った。性的快楽という極めて原始的な欲求の自律性を取り戻すという意味では、この漫画の描いてることってのは結構難しくて、そして大切なことであるとは思う。期待してるんだけれども、いまいちエンジンかからないのが残念。それでも初期よりはだいぶ面白くなってきたと思うけれど。