倒錯的な関係性の導入

の必要性というのは十分あると思われる。幼馴染という関係性が発する磁場というのは、そこから先に進めなくなっていると言えるくらいに固定されてしまっている。そのためなのか、物語上で幼馴染であることはアクセサリーに過ぎず、エロゲーやらなんやらにおける物語の起爆はそこを基点にはしないのだ。つまり土台に組み込まれてしまっているわけなのだが、そこを崩す必要性は十分にあると思われる。理由として挙げられるのは、幼馴染であること=萌え要素であるというような観点が定着しつつあるように思われること。姉や妹となると、多少関係性にバリエーションは生じるのだが、幼馴染は個人的な体験に基づけばほとんどワンパターンである。無論、幼馴染という関係を構成する要素自体が外に向かって異常な関係を持っている場合は多いが、幼馴染自体はそれほど軌道を反れない。ツンデレの域を出ない場合が多いように思う。ここを突き崩すことで面白い話ができるだろう、と思うのだが、どーでしょ。すいません、適当に考えました。