勉強で一番いやなこと

ノートを取ることが一番嫌だ。ノートを取るくらいだったら先生の話を聞くし、本を読む。書いたってどうせ読み返さないということをもうわかっているから。そういう無駄な労力は払いたくないし、記憶に染みこんでいかないようなことを大学生になってまで無理に覚えようとすることはないという勝手な判断も働いている。一週間したら忘れちゃうようなことは、大概覚えておく価値がない。興味深かったら、面白かったら、何も書かないでも覚えるものだ。
そもそも字が汚いから「書く」ことが嫌なのだ。だから文書作成にはパソコンが欠かせませぬ。中学校のとき、ノートを提出するのがすごく嫌だった。落書きばっかりだったから。英語の対訳とかよくやらされたものだけど、大概前日になってひぃひぃ言いながらやったか、諦めて出さなかったかのどちらか。となりの女の子にノートを借りて写そうなんて努力をしたのは最初だけだった……。だから内申点は低かった。ノートをガリガリ作ったから評価が上がるなどという教育の「努力評価」システムはおかしい。努力の結果はテストの点数が全てであり、それ以上でもそれ以下でもないはず。点数が低い生徒に対して補助的に「努力評価」を行うべきだ。なんてことをいっつも思っていたが、もう関係がなくなったんだよな。
話を戻すと、そういうわけで、手で書くというのが習慣的に身についてません。