「青い花」(5) 志村貴子/太田出版

青い花 5巻 (F×COMICS)

青い花 5巻 (F×COMICS)

COMIC ZINというところで買うとイラストカードがついてくるという公式情報を見て、行って買ってきた。

秋葉原の中央通り側のルノアールのあるビルにこんな店あったのねえ、という感じ。09年2月からやってるみたいだけれど、知らんかった。品揃えとか配置その他含めて「とらのあな」や「メロンブックス」に対する優位さは特に感じず。場所が悪すぎるから特典で引っ張らないと厳しいかも。
5巻読んでいて一番びっくりしたのは、第27話だけペンタッチが異常に丸っこくなっていることで、まるで別人がペン入れたんじゃないかってくらいなんだけれども、僕だけかな。いやそんなことはないと思う。第28話では元に戻っていたので、錯覚ではないはず。あーちゃんの眼が羽海野チカが描いたみたいになってるのには心底びっくりした。意図的にやってんだろうけれど。
幼少期の記憶やら何やら、遠い過去を現在においてオーバーラップさせながらほじくるのは、よく使われる手法なので特に目新しくはないのだけれど、志村貴子においては結構珍しいことなので(ただし「青い花」では頻出)、見かけるたんびに意外に思うし、何か違うなという気もしないでもない。