「夏の前日」(1) 吉田基已/講談社

夏の前日 1 (アフタヌーンKC)

夏の前日 1 (アフタヌーンKC)

美大生の青木哲生と、画廊に勤める(経営してるのか?)藍沢晶の恋物語。芸術家&童貞気質の哲生が、女の柔らかさの中で溶かされていって、変わっていくところと、なお変わらない部分の描写が中々に良。しっかし藍沢晶はかわいいなぁ、もう! 吉田基已の真骨頂発揮といったところだろうか。哲生が童貞捨てるシーンは、そんじょそこらのエロ漫画よりもエロ過ぎて困る。
こういう漫画を冬目景は描いた方がいいと思うのだけれど、何故か描かないな。ラブコメっぽいのはイエスタくらいで、後は大体ちょいホラーものだし。やっぱり黒鉄だよねー(溜息