「鉄の門」マーガレット・ミラー/早川書房

★★★
ポケミス版をいつの間にか買っていたらしく、部屋で発掘したので読んだ。古い早川だからしょうがないと言えばそれまでなのだけれど、誤字誤植が多いな。話自体はそれほどでもないというか、ミラーの中では「普通」の出来栄えだと感じた。少しプレミアついてるが、過大評価なような。
ミラーはトム・アラゴンものか、「まるで天使のような」、「これよりさき怪物領域」、「殺す風」あたりが面白い。