竜飛岬への道

竜飛岬が見たい!ということで、深夜に移動すれば渋滞にはかかるまいと思い、突貫することに。21日22:00ごろに出発し、外環を経由して東北道へ乗り、そのまま北上。22日AM4:00ごろ志波姫PAで仮眠を取ると、AM6:00ごろにもぞもぞと起き出し、北上を再開。正午ごろには竜飛岬へ到着。本当は大間へ移動して、尻屋崎にも行きたかったが、あまりにも時間が足りないので、ここを持って最北点とし、引き返すことに。

階段国道を往復し、眠気にまみれた体がぼろぼろになるも、R339竜泊ラインに沿って移動。この道は本当に素晴らしかった。海沿いを走る道は自然の素朴な顔を見せ、まるでスカイラインのようなアップダウンと景色は見もの。道自体も適度なワインディングとなっており走っていても退屈でない。
R339から十三湖を眺めつつ、金木町へ。せっかくなので斜陽館を見ていくことに。

太宰はかれこれ10年くらい読んでいないものの、今でもぼんやりと覚えているのはその卓抜した言語センスで、展示されていた姪っ子への手紙なんかを読んでいると、やっぱりそれが格好よくてそれでいて自然な感じがして(まぁ、気障ったらしくて格好つけていると思える人もいるだろうが)、素晴らしいなと改めて実感。
その後、弘前大鰐ICから東北道へ乗り、ぐぐぐぐぐと南下。前に北海道に行ったときも感じたのだけれども、岩手県宮城県は縦に長すぎる……。おかげで青森県が遠い遠い。実際走ってみて、横に広いと思ったのは島根と鳥取なのだけれども、岩手と宮城は地図のとおりに広い……。福島は近いから、実際とは反して荘は思わないのだけれど。
前沢SAで仮眠を取り、23日になってから南下を続け、磐越道常磐道と乗り継ぎ、途中サイドの仮眠を挟みつつAM9:00ごろに無事帰宅。
総距離1,600kmという無謀なドライブは無事に終わった。が、体がぼろぼろでいまだに戻りきらない。明日大丈夫かしら。