エロ漫画2008ベスト10

ものすごく今更ではあるが公開。単純に何でオナニーしたかリストになっているのは如何ともしがたいところ。昔みたいにエロゲーレビューやってりゃ、こういうのも臆面もなく前に出せるんだろうけれど。最近のエロゲはつまらん、というか、僕がエロゲに対して冷めてしまったので、うーん。結局アレは物語を求められるジャンルじゃないよね。制約が多すぎて、強度がないし、そういう物語を作ろうという人も少ないし。
カウントダウンにはなっていないので注意。
1.「ふたり嫁」レオパルド
単純に抜ける。ツボである。ただし僕は人妻チアリーダーは好きではない。伽羅が多すぎでピントがぶれてるので、もっと酒屋さんを前面に押し出すべきだったという個人的願望を素直に告白せざるを得ない。
2.「こいのり」しらんたかし
「興味アリ。」を収録したこの本は無敵。しらんたかしは(僕の個人的な趣向からは)大体外れない人ではあるのだけれど、これはドンピシャ。下着泥棒、覗きなどの自分への変態的行為に対して内心興奮しまくっているという、男性による想像の産物的な女の子はツンとデレの幅を行った来たりするでもなく、常にツンツン。そこが良い。AAにもなってるから知ってる人は多いはず。カーチャンが若返る話も良い。ただ、盲目少女の話はうーん。
3.「思春期は発情期。」甚六
剣持先生はなんで僕の人生に現れなかったのでしょうか。年上デカ女と可愛い少年の組み合わせは最高です。「ブルマママ」は良い本でした。トンがってなくて、やわらかい線で構成された絵柄は女の子の表現として素晴らしい。
4.「な美らる♥」てりてりお
なんかいままで誤解してたけれど、てりてりおは良い。ただし高瀬さんと金田くんの話は個人的には食傷気味。
5.「ラブでれ」尾野けぬじ
元・景えんじ。決して今風の絵でもないし、色気を感じさせるような絵でもない。のだけれども、セックスまでの過程が非常に良い。なんというか、そこにたどり着くまでにちゃんと小さなドラマがある。前提として共有されたセックスが最初からあるのではなくて、物語の終わりにセックスがある。その上で、男女の中にある空気が非常に好みです。
6.「エッチで自分勝手でカワイイ娘」廣田眞胤
女の子が可愛い。あと廣田先生はどうやら元か現在かはさておき、柏の民だから。
7.「The Great Escape 2」尾崎未来
あいちゃんは良いビッチ。尾崎未来は本当に昔から大して変わってないのだけれども、なぜか良い。土下座すればヤらせてくれそうな、というか、レイプを和姦に変えるような男性本位的嗜好をトレースするのが上手いと思う。
8.「おませで御免!」御免なさい
ロリ枠。目立たないけどバカ漫画。
9.「ツンデロ」武田弘光
言わずもがな。HOOKで「Orange Pocket」の原画やってたときはこうなるなんて誰が思ったでしょうか(まあ、あれはゲームそのものがアレだったから仕方ない)。
10.「Groove Tube」けものの★
「Yellow★POP」みたいな、けものモノだとあんまり抜けないが、けものっぽい人間なら抜ける。何なんでしょう。基本的に妹モノは好きじゃないんですが、これはよかった。

選外は天太郎Daisy」、葵ヒトリ「犯りたい人妻」、中年「年刊中年チャンプ」、浅草寺きのとツンデレでおねだり」。ロリが好きなら犬星東山翔あたりも。まあこれらはどれも良かったかなと思いますが、インパクトに欠けるので。鬼束直の「Lovablve」は既刊と比べると、あんまり良くなかった。知花ちゃんの話はいいんだけどな。めいびいはエロ漫画にしては画面構成が……、自分でもなんだかよくわからないのだけれどぱっと見たときの印象が良くない。絵も上手いしえろいとは思うんだけれど。濃淡の差なのかな。