「内部留保」教

ナイブリューホーナイブリューホーナイブリューホーと唱え続けることで、企業は非正規含めて雇用を守るべきだと唱える人々が信じる教え。別名は馬鹿の集まり。とりあえずWikipediaで「内部留保」の頁でも読んでくるとよい。思想が正しくてもお題目が間違ってんだからどうしようもない。
内部留保に課税しろとかほざくノータリンもいるし、誰がマジックワード的なものとして「内部留保」をアホの集まりである僕たちに吹き込んだのやら。手元現預金とは違うぞ? 手元流動性=内部留保ですらないし。まあ僕もよくわかってないけれど。どのみち赤字になってんだから内部留保は存在意義を示してると思うのだが。
借入金を増やしてでも雇用を守るべきだ、というのならわからんでもない。でも借りたくても、借りられないんだよね(非経済新聞に名前の出るような会社は大丈夫だろうが)。具体名は知らないけれど、超大手企業ですらまったく関係のなかった地銀に対してウン十億単位の借入ができないか打診してたりするし。当然ながら下のほうにしわ寄せがきますわな。でも赤字出すと格付(公的なもの、銀行内部のものどっちも)下がるから、支払い金利が増大して苦しくなるんだよね。不況が長引くと売掛金入金は減っていくだろうから、資金繰りは余計厳しくなるし。