「"イエスタデイをうたって"画集 YESTERDAYS」冬目景/集英社

ハ、ハルちゃんのみじゅぎ!
買ってから観る時間なくて、忘れてたら今日となりましたが、中々良かった。内容としてはBJ(本誌・増刊)や単行本に使われたイラストを一挙収録。「イエスタデイをうたって オリジナルサウンドストーリー」のジャケット絵もあり、自分が見逃したイラスト含め、今までの集大成といった内容。……まぁ、作品は完結してないのに出しちゃっていいの? という感は無きにしもあらずですが(それを言ったら、「羊のうた絵顧録」も収録作品が被りつつ……、と思って観てみたら全然被ってないんだよね実は)。
そしてラストページ付近で思わず鼻血。ハルちゃんの水着が! 僕は10年くらい冬目ファンやってますが、水着イラストって初めてな気がするんだけれども、どうなんでしょ? 描きおろしイラストということなので、3200円払わないと見ることができないというのは、ちょっと好きなレベルの人にはエグいかも。でも前出の「羊のうた絵顧録」は3800円だから、それに比べれば割安かと。紙の質が段違いだし。
初回特典はカンスケのステッカー(笑) 付録は「ミルクホール」のペーパークラフト。でもペーパークラフトは作る人いるのかな? 昔の画集デラックス版にあったFAX用紙と同じくらい謎な付録。少なくとも僕は作らないけれど……。
後ほど、イエスタ6巻のエントリもアップするのでそっちでも書くとは思うけれど、女性キャラ(一部男性キャラ含む)が著しく幼い印象になったのは、眼の描き方が変化したことが理由なのではないかと思った。2002年ごろまでは、目尻から目頭へ至るまぶたのラインは水平、または目頭付近で下げるような傾向だった(ただし、正面絵の場合。角度が正面からずれている場合や、下方向からのアングルの場合は、目尻は目頭に対して下がる形になることが多いため、まぶたのラインは半円の曲線になる)。それが、2003年ごろから徐々にまぶたのラインは、目尻をスタートして一度上方向にゆるやかな曲線を描きつつ、目頭へと至るようになった。平たく言うと、眼が楕円に近づいたということ。昔は二等辺三角形ぽかった。このため、眼の鋭い感じがだいぶ柔らかくなったため、印象も幼くなった。あー、説明下手だな僕。ちげーよってツッコミもあるかとは思いますが、まあそんな感じ。検証不足のところも多いんでこの辺で。