久々に僕には理解できない

「アフリカの日々」のことね。アフリカの雄大な自然や原住民たちへの描写はポストコロニアル的視点(イミフ)への過渡的なものあると思うだけれども、それだけに一層中途半端さが増幅されて感じられる。でも、褒めてる人は大体においてそこを割り引くらしい。確かにまぁ、表現力は卓越したものがあるとは思うが……。釈然としないなぁ。「白鯨」のクイークェグへの描写くらいあけすけだと特に気にならないので、単純に受け手の問題ということ、……かな。