「いい学校→いい会社」というのは生きてるよね、まだ

や、宮台氏のコメント見て思ったんですけれど。人物本位、能力採用、とは言うが、実際にはまだまだ学校名を新卒能力の担保にした採用が行われてるわけで。ここんところ間違ったらダメだと思うんだけれど、どうなんでしょう。もちろん、いい学校に行ったから、いい会社に入れるというわけではないのだけれども、著しく社会性の欠如した人間はどうしたってダメなわけで。うそつきコンテストな就職活動もどうかと思いますけどね。学歴+口八丁。あとは世の中の基本的な加減乗除が理解できずに、泥沼に突っ込んで自爆するのとか、いい学校の学生だって色々あるけれどね。
学歴に頼らなくても「いい会社」とやらに入れる人というのは、大半の人には「なりたくてもなれない存在」なので、こういった大多数的な話に含めるのはイレギュラーだし。平凡な人間が世間的な幸せとやらを享受するには、「いい学校→いい会社」のレールに乗らないと大変難しい。氷河期を経てもなお、今もってこの状況が打破されていないものだから、労働力不足を叫ぶ経団連のオッサンたちや政治家たちは実のところあんまりやる気ないんだとしか思えない。2007年問題だっていつの間にか終わってるし。
まぁ、いい学校も出てないし、いい会社にも入れなかった僕が何言ったって説得力皆無ですね。社畜は薄給もらうために毎日総武線に乗ることしかできませんて話。