帰宅

ねこねこ終焉だそうで。特に入れ込んでいたわけではないし、個人的にはむしろヘンな流れを作ったソフトハウスだという認識すらある(あくまで私見)上に、あまり好きではなかったのですが、それでもやはり一つのステージを担ったことには間違いなく、大きく成功したソフトハウスの一つであっただけに、その終わりというのには一抹の寂しさを覚えるものであります。2000年から2003年前半の間に大きく変化した*1エロゲの潮流の中で、大きな比重を占めた、存在感のあるソフトハウスでありました。南無。
ねこの過剰なまでにユーザー側を向いた態度というのはいい面もあっただろうし、悪い面もあったと思う。どこかのソフトハウスの誰かさんも言ってましたが、ただで当然なんだ、という甘えをユーザーに生んだだろうし、「おまけディスク」みたいなものを作ることによって囲い込みを行うような流れも生んだ(一つの元だ)と思う。あと、良くも悪くもどこかに同人的なノリが残っていた気がしますが、それが持ち味だったのだなと思います。あとTGL*2で珍しく売れてたのも印象的だった。
なんにせよ、一時代を築いたねこねこの終わりは、ある意味で僕がリニアに追いかけて来たエロゲ時代の終わりなのかなあ、と思いました。酔ってるから同じこと何回も言ってる気がするけど気にしないでください。

*1:僕がそう考えているだけ

*2:こんな言い方あったなあ