「ウォーターメソッドマン」ジョン・アーヴィング/新潮社

ウォーターメソッドマン〈上〉 (新潮文庫)

ウォーターメソッドマン〈上〉 (新潮文庫)

ウォーターメソッドマン〈下〉 (新潮文庫)

ウォーターメソッドマン〈下〉 (新潮文庫)

ガープの世界」や「ホテル・ニューハンプシャー」みたいな小説だと思って読むと痛い目を見る。ヴォネガット+「熊を放つ」という感じで考えると割とすんなりいけるかも知れず。しかし、これの前半、中盤まではあんまり面白くない。ラストは流石によかった。リーマンやりながらニートになりたいとか思っちゃって、現実に折り合いがうまくつけられてない僕にはよかったよ、と。