なんかなあ

日々の泡 (新潮文庫)

日々の泡 (新潮文庫)

金がないことに気づくシーン、もっと早く気づくだろ、と突っ込んでしまう僕のような人間にはこの小説は読めないのだろう。幻想的な小説ではあるが、かといって度肝を抜かれるほどでもなかった。悲しいんじゃなくて、むしろ滑稽に思えた。滑稽というかおかしみかな。