「怪獣の家」

この漫画の連載が始まったとき、また「ルナハイツ」みたいな同居モノなのか、と書いた覚えがあるんですが、いままでずっと読んできて、結構良いのかもしれない、と思っていたり。「ルナハイツ」の群集劇的スタイル(定義的なそれとは違いますが)とは変わって、失われた存在(=妹)と残されたもの(=家)をめぐる、主人公とその周辺の人々の心情の推移を描こうとしているのは、ある程度成功していると思う。でもキャラが可愛くないんだなあ。だから微妙。もちる漫画はやっぱり女性が可愛くないと、と僕は思ってしまう人なので。