酒とタバコ

格好良く酒やタバコをのむ小説(チャンドラーとか)を読むと、いくらでも酒を飲めるようになりたいと思うし、タバコも吸っていいかなとは思う。ちなみに「イエスタ」を読むと咥えタバコをしたくなる。けれども、酒に金をかけるほどの余力がないことと、呑み慣れていないことも手伝って、呑めるようにならない。もっとも、タバコに関しては生まれてこの方一度も口にくわえたことのない健康優良児なので、これからという要素はありうる。しかし、あの無遠慮さを伴った快楽の質が卑しく感じられて吸う気になれない。でも、最近はタバコを吸う人間を目の前にしても不快感を催さないし、副流煙も吸いまくっているので大して変わらない。でも吸わない。ポリシーに反するから。