誰もが思うことなのかも知れないが

「マルチな才能をもった鬼才」などという枕詞のついた人間に大したやつはいない。松尾なんとかとか、宮藤何某にしてもそうで、一つの才能は確かに目を開かされるようなものだが、本業以外の仕事はどうしようもなくくだらない。しかし彼らは被害者なのかもしれない。彼らの純粋的な欲求は等身大であるにもかかわらず、それを拡大しようとしているのはビジネスであるかもしれないからだ。だがそんなことはどうでもいい。今日も、くだらねぇな、と言ってしまえば僕の日課は終わるからだ。